国内Amazon MP3とUS版iTunes Storeの価格を比較してみた

本日、Amazon.co.jpでもMP3ダウンロード販売が扱われるようになりました。
国内のアルバムに加え、海外のアルバムもぼちぼち店頭に並んでいます。おお…！これで高い輸入費を払わずに海外の音楽が手軽で買えるようになるぞ。

私のiTunesライブラリは海外アルバムが多く、買うのにわざわざ北米版のiTunesプリペイドカードを取り寄せ、北米iTunesストアに切り替えてダウンロード購入しています。
あとはレーベルさえ揃えば、もっと手軽に、日本円で買えるようになるなあ。

既存の方法で買うのと、Amazon MP3を使うのと、どっちが安く上がるんだろう？
Beach Boysのベストアルバムを購入対象として、両者を見積ってみました。

まず、Vintage Computerで＄50のプリペイドカードを購入したとする。日本円での値段は5,480円なので、1ドルあたり5,480÷50=109.6円の換算になります。

iTunes Store北米版にて、Beach Boysのアルバムページに移動。アルバム購入は9.99ドル。
これに先ほどの換算レート（109.6円/ドル）を適用すると1,095円。
 

一方、Amazon MP3ではアルバム購入費が1,500円でちょっと割高です。
輸入費込みだからこの値段になるのかと思いますが、これだと店頭のCDの値段とさほど変わらないのでは？それとも、ダウンロード購入に反対してるレーベルへのアピールでしょうか？

その他のアルバムの値段も見てみましたが、やはりUS版iTunes Storeの方がまだ安いですね。当分、海外アルバムの購入は引き続き、既存の方法でやります。

国内版Amazon MP3、もうちょっと様子見ですね。
紛失した音楽のポリシー、他人に音楽を渡せるのか、今後購入できるアルバムは増えるのかなど、気になる点が幾つかあります。